人権フォーラム開催

001  震災以降、シャロームは被災地のNPOとして子どもや避難者への災害支援活動を続けてきましたが、地域社会の急激な崩壊を目の当たりにしてきました。原発事故でコミュニティーが分断されたことで、経済優先社会の中で進行していた地域社会の喪失が一気に加速したのです。原発事故が現代社会の課題を明らかにしたともいえます。

震災により多くの命が失われ、身近な人たちを失い家族が分断される中で、「命」の重みが改めて問われています。政治や経済によって「命」が脅かされてはなりません。

シンポジウムには4名のパネリストをお招きしました。それぞれの立場の違いを超えた「子どもたち」への思い、そこには、「命」を無条件に守り合う理念としての「人権」の姿が見えてきました。

原発事故から6年目を迎えた今、事故を教訓に、これからの未来を担う子どもたち、これから生まれてくる子どもたち、すべての「命」を守り育てていく社会を目指した「ふくしま」からの提案として、シンポジウムをここ福島で開催いたしました。

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